インスタピン留めでサロンの魅力を最大化！見られる投稿を戦略的に固定する方法

2025-11-05

「インスタグラムを頑張って投稿しているのに、見てほしい情報が埋もれてしまう…」
「新しくフォローしてくれた人に、うちのサロンの本当の魅力が伝わっているか不安…」
「プロフィールページを、もっと戦略的に活用できないだろうか？」

もしあなたが、このような課題を感じているなら、その解決策は、すでにあなたの手の中にあります。それが、Instagramの「ピン留め」機能です。

多くのサロンが、この機能を「お気に入りの投稿を上に出しておくだけの便利な機能」程度にしか認識していません。しかしそれは、この機能が持つ、集客とブランディングにおける絶大なポテンシャルの、ほんの数パーセントしか理解していない状態です。

この記事では、単なるピン留めの「やり方」を解説するだけではありません。あなたのサロンのプロフィールを訪れたすべての潜在顧客を、まるで熟練のコンシェルジュが案内するかのように、あなたのサロンのファンへと導くための「戦略的ピン留め設計」の全貌を、SNS運用の専門家が、一つひとつ丁寧に、具体的にお伝えします。

この記事を読み終える頃、あなたはピン留め機能を、単なる便利機能から、集客を自動化し、ブランド価値を最大化するための、強力なマーケティングツールとして使いこなせるようになっているはずです。

目次 [ close ]

インスタピン留めとは？機能の基本を理解しよう

まず、すべての土台となる「ピン留め」機能の基本的な仕様と、その可能性について正確に理解しましょう。

ピン留めでできること・できないこと

ピン留め機能は、特定の投稿をプロフィールグリッドの最上部に「固定」表示する機能です。これにより、ユーザーがあなたのプロフィールを訪れた際に、時間軸に関わらず、あなたが最も見てほしい情報を最初に提示することができます。

この機能で「できること」と「できないこと」を明確に把握しておくことが、戦略を立てる上での第一歩となります。

	できること	できないこと
対象	過去に投稿したフィード投稿（写真・動画）、リール	ストーリー、ライブ配信のアーカイブ、他のユーザーの投稿
件数	最大3件まで	4件以上の固定
配置	プロフィールグリッドの最上段に固定	プロフィールグリッドの中段や下段への固定
操作	自身の投稿に対して、いつでも設定・解除が可能	他のユーザーの投稿をピン留めすること

最大3投稿を固定できる仕組み

ピン留めできる投稿は、最大で3件です。この「3」という数字が、戦略を立てる上で非常に重要な意味を持ちます。3つの投稿は、それぞれ独立した情報を伝えるだけでなく、3つ合わさって一つのストーリーを語る「三位一体の広告塔」として機能させることができるのです。

例えば、「①私たちの想い」→「②私たちの技術」→「③ご予約はこちら」という流れを作ることで、ユーザーの感情を自然に醸成し、行動へと導くことが可能になります。この具体的な設計方法については、後の章で詳しく解説します。

通常投稿・リール・写真でのピン留めの違い

フィード投稿（写真）とリールの両方をピン留めできますが、それぞれユーザーに与える印象や効果が異なります。

写真投稿をピン留めした場合:
静止画であるため、情報が瞬時に伝わりやすく、コンセプトや想い、メニュー表など、じっくり読ませたい内容に適しています。カバー画像に文字を入れることで、クリックされる前から内容を伝えることができます。
リールをピン留めした場合:
プロフィール画面上ではカバー画像が表示されますが、ユーザーがスクロールすると自動で動画が再生されるため、非常に目を引きやすいという大きなメリットがあります。ビフォーアフターの劇的な変化や、サロンの雰囲気を伝える動画など、動きや音で感情に訴えかけたい内容に最適です。

この違いを理解し、伝えたい内容に応じて最適なフォーマットを選択することが、ピン留め効果を最大化する鍵となります。

サロン運用で“インスタピン留め”が重要な理由

では、なぜこのピン留め機能が、美容サロンのSNS運用において、これほどまでに重要なのでしょうか。その戦略的意義を3つの側面から解説します。

新規フォロワーが最初に見る投稿をコントロールできる

ユーザーがあなたのプロフィールを訪れ、「フォローするかどうか」を判断する時間は、わずか数秒と言われています。その短い時間で、ユーザーはあなたのプロフィール写真、自己紹介文、そして最初に目に入る数枚の投稿を見て、自分にとって有益なアカウントかどうかを判断します。

通常のタイムラインでは、最新の投稿が一番上に表示されるため、あなたが本当に伝えたい重要な情報（サロンのコンセプトや強みなど）は、日々の投稿に埋もれてしまいます。

ピン留め機能は、この「最初の数秒間」を、あなたが完全にコントロールできる唯一の手段です。あなたが最も伝えたいメッセージを、最も目立つ場所に意図的に配置することで、新規フォロワーの獲得率を劇的に向上させることができるのです。

世界観・実績・導線を一目で伝えられる

優れたプロフィールは、この3つの要素をバランス良く訪問者に伝えることができます。

世界観: あなたのサロンがどんな価値観を大切にしているのか。どんな雰囲気の場所なのか。
実績: あなたのサロンの技術力がどれだけ高いのか。どれだけのお客様に支持されているのか。
導線: あなたのサロンに興味を持った人が、次に何をすればいいのか（予約方法、問い合わせ先など）。

ピン留め機能を使えば、この「世界観」「実績」「導線」を伝えるための代表的な投稿をそれぞれ固定することで、訪問者がプロフィール内を迷うことなく、あなたのサロンの魅力を深く、そして体系的に理解する手助けをすることができます。これは、実店舗における優秀なコンシェルジュの役割に他なりません。

投稿の流れを整理して“信頼性”を高める

情報が整理整頓されていることは、それだけで「信頼」に繋がります。タイムラインが時系列で流れていく中で、ピン留め投稿は「当アカウントの重要情報はこちらです」と示す、ウェブサイトのナビゲーションメニューのような役割を果たします。

重要な情報がすぐに手に入るアカウントは、ユーザーにとって「親切で、信頼できるアカウント」という印象を与えます。この小さな信頼の積み重ねが、最終的に「このサロンに任せてみたい」という大きな信頼へと繋がっていくのです。

インスタピン留めのやり方・手順

ここからは、具体的な操作手順について解説します。非常に簡単なので、今すぐご自身のスマートフォンで試してみてください。

投稿をピン留めする基本操作（フィード・リール別）

フィード投稿もリールも、基本的な操作は同じです。

まず、ピン留めしたいご自身の過去の投稿を表示します。
投稿の右上にある「…」（点が三つ並んだアイコン）をタップします。
メニューが表示されるので、その中から「プロフィールに固定」を選択します。

たったこれだけの操作で、選んだ投稿があなたのプロフィールグリッドの最上段、一番左に表示されます。同じ手順で2つ目、3つ目の投稿をピン留めすると、新しいものが順次左側に配置されていきます。

ピン留めを外す・並び替える方法

ピン留めを外す:
ピン留めされている投稿の右上にある「…」をタップし、メニューから「プロフィールから固定解除」を選択するだけです。
ピン留めを並び替える:
現在のInstagramの仕様では、ピン留めした投稿の順番を直接ドラッグ＆ドロップで入れ替えることはできません。順番を変えたい場合は、少し手間ですが以下の手順を踏む必要があります。
1. まず、並び替えたい投稿すべてのピン留めを一度、すべて解除します。
2. 次に、プロフィールの一番右に配置したい投稿から順番に、「プロフィールに固定」操作を行っていきます。最後にピン留めした投稿が、一番左に表示される、という仕組みを覚えておきましょう。

表示されない・反映されない時の対処法

「『プロフィールに固定』のメニューが表示されない」「ピン留めしたのに、プロフィール画面に反映されない」といったトラブルが稀に発生します。その際は、以下の対処法を試してみてください。

アプリのバージョンを確認: お使いのインスタグラムアプリが古いバージョンの場合、機能が正しく動作しないことがあります。App StoreまたはGoogle Playストアで、最新版にアップデートしてください。
アプリの再起動: 一時的な不具合の可能性もあります。一度アプリを完全に終了させてから、再度立ち上げてみてください。
通信環境を確認: 電波の悪い場所にいると、操作がサーバーに正しく反映されないことがあります。Wi-Fi環境の良い場所で再度試してみてください。
時間をおいて試す: Instagram側のサーバーが混み合っているなどの理由で、一時的に機能が利用できなくなっている可能性もあります。少し時間をおいてから、再度操作を試みると、問題なく動作することがあります。

美容サロンにおすすめのピン留め活用アイデア

では、具体的にどのような投稿をピン留めすれば、集客効果を最大化できるのでしょうか。美容サロンにおすすめの、3つの鉄板アイデアをご紹介します。

① サロン紹介・コンセプト投稿を固定してブランディング

これは、あなたのサロンの「魂」を伝えるための投稿です。価格や立地だけで選ばれるのではなく、「あなたのサロンの“想い”に共感したから」という、熱量の高いファンを獲得するために不可欠です。

投稿内容の例:
- オーナーがサロンを開業した経緯や、名前に込めた想い。
- 「私たちは、お客様の10年後の髪の健康を約束します」といった、サロンが大切にしている哲学やコンセプト。
- サロンの内装や、こだわりのインテリア、使用しているプロダクトなどを紹介し、空間全体の雰囲気を伝える投稿。

② 人気施術メニュー・ビフォーアフターを固定して信頼感UP

これは、あなたのサロンの「技術力」を、言葉ではなく事実で証明するための投稿です。特に、新規のお客様が最も知りたい情報の一つです。

投稿内容の例:
- 最も人気のある施術（例：髪質改善トリートメント、ショートカットなど）の、劇的なビフォーアフターをまとめたリール動画。
- お客様からの手書きの感想や、DMで寄せられた喜びの声を、許可を得て画像としてまとめた投稿。（第三者の声は、何よりの信頼の証となります）
- 複数のビフォーアフター事例を1つの投稿にまとめ、「こんなお悩みを持つ方は、ぜひご相談ください」と具体的なターゲットに呼びかける投稿。

③ 予約導線（リンク案内・キャンペーン情報）を固定して成約率UP

これは、あなたのサロンに興味を持ってくれたお客様が、迷わず「予約」というゴールにたどり着くための「道しるべ」となる投稿です。

投稿内容の例:
- 「ご予約方法のご案内」と題し、プロフィール欄のURLから予約サイトへ進む手順を、スクリーンショット画像や画面録画動画で分かりやすく解説する投稿。
- 「初めての方へ」と題し、初回来店時の流れ、料金、よくある質問などをまとめた投稿。お客様の不安を事前に解消することで、来店へのハードルを下げます。
- 期間限定のキャンペーンや、初回限定クーポンの内容を告知する投稿。お得な情報を一番目立つ場所に配置することで、予約の最後のひと押しとなります。

ただ並べるだけではダメ！インスタピン留めを“集客導線”に変えるコツ

3つの投稿をただ並べるだけでは、その効果は半減します。ピン留め投稿を一つの「ストーリー」として設計し、戦略的な集客導線へと昇華させるための、プロのテクニックを解説します。

投稿順で“ストーリー設計”を作る（紹介→実績→行動）

これが、ピン留めを最強のマーケティングツールに変えるための、最も重要な考え方です。左から右へ、「興味喚起」→「信頼構築」→「行動喚起」という、人の心が動く順番に沿って投稿を配置します。

1枠目（左）: 興味喚起・ブランディング
ここに、上記の活用アイデア①「サロン紹介・コンセプト投稿」を配置します。「私たちは、こんな想いを持ったサロンです」と自己紹介し、訪問者の心を掴みます。
2枠目（中）: 信頼構築・実績証明
次に、活用アイデア②「人気施術メニュー・ビフォーアフター」を配置します。「私たちの想いを、これだけの技術力で形にできます」と、具体的な実績を見せることで、信頼感を醸成します。
3枠目（右）: 行動喚起・ゴールへの誘導
最後に、活用アイデア③「予約導線」の投稿を配置します。「私たちの想いと技術に共感してくださった方は、こちらから次の一歩へお進みください」と、具体的な行動へとスムーズに導きます。

この「3幕構成」を意識するだけで、あなたのプロフィールは、ただの情報置き場から、訪問者をファンに変え、そして顧客へと育成する、自動化されたプレゼンテーション空間へと進化するのです。

キャプション・ハッシュタグで来店を促す工夫

ピン留めする投稿のキャプション（説明文）も、戦略的に設計します。例えば、1枠目のコンセプト投稿の文末に「私たちの技術力の証明は、中央のピン留め投稿をご覧ください→」と書き、2枠目の投稿へと誘導します。そして、2枠目の実績投稿の文末には「この感動を、次はあなたが体験しませんか？ご予約方法は、右隣の投稿をチェック→」と書き、3枠目へと繋げます。

このように、ピン留め投稿同士をキャプションで繋ぎ合わせることで、ユーザーは自然な流れで3つの投稿を回遊し、あなたのサロンへの理解を深めていくことになります。

トップ3投稿を定期更新して鮮度をキープ

ピン留めは強力な機能ですが、長期間同じ投稿を固定し続けると、リピート訪問者に「このアカウントは更新されていない」という停滞した印象を与えかねません。

月に一度、「ピン留め見直しデー」を設け、その時点での最も反応が良い投稿や、最も伝えたいキャンペーン情報などに差し替えることをお勧めします。特に、ビフォーアフターなどの実績投稿は、常に最新の最高の作品に入れ替えていくことで、アカウントの「鮮度」と「成長」をアピールすることができます。

ピン留め投稿のデザイン・内容設計ポイント

ピン留めする投稿は、アカウントの「顔」となるため、そのデザインや内容にも細心の注意を払う必要があります。

統一感あるビジュアルで世界観を見せる

ピン留めされた3つの投稿のカバー画像（サムネイル）は、プロフィールを訪れた人が最初に目にする「第一印象」です。この3つの画像の色味、明るさ、フォントの種類やサイズに統一感を持たせるだけで、プロフィール全体が洗練され、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

Canvaなどのデザインツールを使い、サロンのブランドカラーやロゴを入れたテンプレートを事前に作成しておくと、誰が投稿を作成しても統一感を保つことができます。

タイトル・サムネイルで“何がわかるか”を明確に

ユーザーは、一つひとつの投稿をじっくり読みません。まず、画像と大きな文字（タイトル）を見て、その投稿が自分にとって有益かどうかを一瞬で判断します。

投稿画像の中に、「【必見】髪質改善で失敗しない3つの法則」「初めての方へ｜ご予約の流れ」「お客様の声まとめ」といったように、その投稿を見ることで何が分かるのかを明確に示すタイトルを入れましょう。これが、投稿をタップしてもらうための、強力なフックになります。

テキスト×写真のバランスで理解度を高める

伝えたいことが多いコンセプト投稿などでは、文章ばかりが長くなってしまいがちです。しかし、スマートフォンで長文を読むのは、多くのユーザーにとって苦痛です。

1枚の画像に詰め込む情報量は、3〜4行程度に抑える。
適度に箇条書きを取り入れる。
文章だけでなく、内容を補足する写真や簡単な図解を挟む。

このように、テキストとビジュアルのバランスを意識することで、ユーザーはストレスなく内容を理解でき、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

チーム運用でのインスタピン留め管理方法

複数人のスタッフでアカウントを運用しているサロンでは、ピン留めの管理ルールを明確にしておくことが、運用の安定化に繋がります。

担当スタッフが変わっても引き継げるルール化

どの投稿をピン留めするかを、担当者の個人的な感覚や好みに委ねてはいけません。「誰が担当しても、同じ基準で最適な投稿を選べる」ための、客観的なルールを作りましょう。

ルール例:
- 1枠目（左）: サロンのコンセプト投稿（原則、変更しない）
- 2枠目（中）: 過去1ヶ月で、最も「保存数」が多かった投稿
- 3枠目（右）: 現在実施中のキャンペーン、または予約案内の投稿

このようにルールを明文化しておくことで、担当者が変わっても、ピン留めの戦略的な意図がブレることがありません。

投稿ごとの目的とKPIを共有する

なぜその投稿をピン留めしているのか、その目的と目指すべき成果（KPI: 重要業績評価指標）をチーム全員で共有しましょう。

例:
- 目的: 予約案内投稿からの、予約サイトへの遷移数を増やす。
- KPI: プロフィールへのアクセス数のうち、予約サイトURLのクリック率を5%向上させる。

目的とKPIが明確になることで、チームは「ただピン留めする」のではなく、「目標を達成するために、どの投稿を、どのように見せるべきか」という、より高い視座で運用に取り組むことができるようになります。

更新スケジュールを決めて定期メンテナンス

「月末の最終営業日に、翌月のピン留め投稿を決定するミーティングを行う」など、ピン留めの見直しと更新を、業務スケジュールの中に「確定したタスク」として組み込んでしまいましょう。「時間がある時にやろう」では、重要な更新は後回しにされがちです。定期的なメンテナンスを仕組み化することが、アカウントの鮮度を保つ秘訣です。

成功事例｜インスタピン留めで成果を上げた美容サロンの実例

ここでは、ピン留め機能を戦略的に活用し、実際に集客やブランディングで成果を上げたサロンの工夫を、具体的なケースとしてご紹介します。

予約投稿を固定して問い合わせ数が増えたケース

ある地方都市のAサロンでは、新規顧客からの電話やDMでの「料金はいくらですか？」「〇日の予約は空いていますか？」といった、定型的な問い合わせ対応に多くの時間を割かれていました。

そこで、「初めての方への料金・予約案内」という投稿を作成し、予約サイトへのリンクや、よくある質問への回答をまとめてピン留めの3枠目に固定。

さらに、ストーリーで定期的に「ご予約やご質問は、まずプロフィールのピン留め投稿をご覧ください」と案内するようにしたところ、定型的な問い合わせの電話やDMが7割減少し、スタッフは本来のサロンワークに集中できるようになりました。また、お客様自身で疑問を解決できるため、予約へのハードルが下がり、結果的に新規予約率が1.3倍に向上したのです。

スタッフ紹介を固定して信頼度が上がったサロン

スタイリストの指名予約が伸び悩んでいた都内のB美容室では、各スタッフの得意な技術や人柄、趣味などを紹介するリール動画を作成し、それをピン留めの2枠目に「STAFF」としてまとめました。

その結果、新規で訪れるお客様が、事前にスタッフの個性や得意分野を理解した上で来店するようになり、「インスタを見て、〇〇さんにお願いしたいと思いました」という、質の高い指名予約が大幅に増加。お客様とスタイリストのマッチング精度が上がったことで、顧客満足度、ひいてはリピート率の向上にも大きく貢献しました。

コンセプト投稿でフォロー率が上昇した実例

価格競争に悩んでいた個人経営のCエステサロンでは、オーナーがサロンに込めた想いや、お客様一人ひとりとどう向き合いたいか、という哲学を綴ったテキスト中心の投稿を作成し、ピン留めの1枠目に固定しました。

派手なビフォーアフター写真ではありませんでしたが、その誠実な想いが伝わったことで、「このオーナーさんの価値観が好き」「こんな風に大切に扱ってくれそう」と、サロンの“思想”に共感するユーザーからのフォローが急増。結果的に、安さで選ぶ顧客ではなく、サロンの価値を理解してくれる、ロイヤリティの高い優良顧客層の獲得に成功しました。